「社会保障改革の先送り」では年金の破綻は確認犯らしいと書きました。
同じように確信犯っぽいのが「成果主義」です。
当時自分の会社でも成果主義が導入されましたが、その前に昇格の基準滞留年数が引き延ばされました。昇格の滞留年数というのは、上の資格に昇格するためには、今の資格に最低何年滞留するか決められているがというものです。
それによって、総人件費が抑えられ営業利益は改善します。
その改善結果をもって経営陣は報酬を引き上げました。
そして次が成果主義の導入です。
当時外資系コンサルがスキームも持ち込み、逃げ切りを目論む経営層と利害が一致し各社導入します。
しかし、成果目標の妥当性が評価できず、結局評価はお手盛りになります。
夜の付き合いが多い人間の評価が高くなり、忖度成果主義となり今にいたります。