日経ヴェリタス10/21号でREIT相場再点検という記事が良くまとまっていてよかったので、メモとして書き留めておきたいと思います。
自分としては、年金生活の需要な収入源としてREITの分配金を考えています。
株式相場が上昇の最終局面を迎えリーマンショック後の相場が終了すると思いますので、そのタイミングで拾っていきたいと考えています。
厳しい相場となってきましたが、チャンスでもあります。好機を待ちたいと思います。
以下要点です。
・東証REIT指数が1750を下回ったら買い。
・10月中旬の株安で1750を下回ると地銀などが買い注文を入れてきた。
・2017年は金融庁が毎月分配型投信の批判を強めたため、REITを組み入れていた投信が資金流出に見舞われた。
・しかし今年3月までには売り買い均衡まで回復した。すると割安感から海外投資家が買い始めた。貿易摩擦懸念から日本の大型株に投資しずらかったことも誘因になった。
・オフィス需要に対する見方も好転した。2018年は大型オフィスビル供給が増え市況の悪化が懸念されていたが、結果は好調だった。
・賃料はほとんど変動しないとみられていた賃貸住宅でも賃料が緩やかに伸びている。
・物流施設に投資するREITは低迷している。
・インターネット通販の普及で大型物流施設への需要拡大は続いているが、それを上回るペースで施設の供給が増えている。
・物流REITは新規の物件取得を通じて分配金を増やす戦略のため、公募増資で資金調達するので相場に重荷となる。
・一部の施設が空室率を押し上げている。一方三菱地所物流リートは99.9%、GLPやプロロジスも96~99%と高い。今後は見直し買いが期待できる。