会社四季報2019年1集今通読しているところなのですが、9672東京都競馬が目に入りましたのでご紹介しておきます。
四季報から、企業のファンダメンタルを見るために以下の項目をチェックしています。
自己資本比率、売上・営業利益・一株利益の推移、PER、
大株主(経営陣、ファンド、外国人の比率)チャートの形、販売先、仕入先
営業キャッシュフロー。予想配当利回り。欄外の四季報独自予想。
事業内容は大井競馬場の歩合賃貸と在宅投票システムが中心です。
その他、倉庫の賃貸や東京サマーランドの運営を行っているようです。
自己資本比率は69.2%と充実しています。PER21%。
予想配当利回り1.22%。
大株主比率は東京都が27.7%、特別区競馬組合12.7%。
2914JT(大株主は財務大臣33.3%、予想配当利回り5.32%)、7201日産自動車(大株主はルノー33.3%、予想配当利回り5.83%)といった個人株主に人気の高配当株は大株主に公的機関(ルノーは国有会社)がいるケースが多いです。
公的機関ですので、安定配当を求めます。
東京都競馬も安定配当が期待できます。
年間売り上げはここ数年6~7%の伸長。営業利益は8~17.6%の伸びで順調です。
2018年12月度見込みの営業利益会社予想は-0.5%となっていますが、欄外の四季報独自予想では強気となっています。会社は控えめな予想をだしているようです。
営業キャッシュフローも5,765百万円の黒字。
チャートは大分崩れています。しかしPER21%予想配当利回り1.22%ですので現時点ではまだまだ購入できません。