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自治会で上司ぶる人

先日、地域の会合で若手と年配者の対立がありました。

年配者は大企業の元幹部。若手はイケイケの飲食店の店長。

若手はとにかく後先考えずに行動してしまうタイプ。
一方年配者は、規則でもない慣習を変えることを拒んで自分の既得権を守ろうとするタイプ。

完全に決裂しました。

最近よくある現象ではないでしょうか。

既得権者タイプは会社員生活をしてきた中で対応必須の生き物でした。というか組織自体がそうなっていくので、ある程度組織に属すると染まっていきます。

それでも違和感を持ちつつ順応していくタイプと必要以上に順応するタイプがいます。

後者のタイプは、部下の提案は必ず2度却下するのをスタイルとしていたりします。
「3度くらい提案し直すくらいでないと本物ではない」などと正当化していたりします。
中身なんかわかりやしません。勉強なんてしていないし、会議・根回し・丸投げ・接待に終始しています。

部下は部下で1案2案3案と用意していて、タイミングを見計らって再提案したりします。
不器用な部下はまともに対応して疲弊してしまいます。

完全に意味のない儀式です。
実際にやってみないと結果はわかりません。

逆に儀式ばかり厳格にしたため後戻りできなくなり大きく破綻していくのが最近の大組織の失敗です。

最近反省からリーンスタートアップが流行っています。IT等のインフラが整備されてきましたので、儀式無しに行動したほうが確度が上がってきたということだと思います。

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りんたろう

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