昨日大納会で、日経平均は前年の陽線を打ち消す陰線で年足が確定しました。
1990年、2000年、2007年と同様。前年の陽線を打ち消す陰線です。
過去の例では翌年も大きく下落。
アベノミクスで上昇トレンドに移行したので、過去の下降トレンドの時のように次の年も下がるわけではないという見方もできます。
一方2003年に切り返した上昇トレンドはリーマンショックで大きく下落しています。
小泉政権で回復した株価が海外要因で戻された格好です。
今回のアベノミクスの回復も、米中貿易摩擦等の海外要因で戻される可能性もなくはない。
トランプ大統領が選挙対策の株価支えのため中国との妥協に動くとの観測もあります。すると下落しないこともあります。
いずれにしても、相場が上にいくか下にいくかは誰にも分りません。
個人的にはリーマンショックの際、盤石だと思われた優良中国株があれよあれよという間に暴落した経験があります。したがって慎重な見方は崩せません。