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投資対象としてのサブスクリプション型銘柄_シャノン

「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」の 1月2日放送で井村 俊哉さんが波乱相場のなかで安定感があるサブスクリプション型ビジネスの銘柄を上げていました。

その中のSaaSクラウド銘柄が以下の5銘柄です。
シャノン
オロ
テモナ
ウォンテドリー
ロジザード

このなかで気になるがが3976シャノンです。
四季報のコメントは、【回復鈍い】【抑制】です。

BtoB向けマーケティングオートメーション(MA)については、日本の大企業への普及は道半ばです。

アメリカから来たMAですが、経営の土壌がかなり異なるようです。国土の広いアメリカでは、BtoBマーケティングはWeb閲覧に仕込まれたMAでナーチャリング(顧客育成)を行い、ラスベガス等で行われる大規模なカンファレンスにトップを招待して一気に商談をまとめます。

ところが、購買の意思決定がボトムアップで行われる日本ではその手は使えません。
営業マンがきめ細かな対応をします。

シャノンではこれを日本向けのMAとして展開したいようです。
ところが、販売側はもしマーケティング主導でやられると、営業部門の既得権と衝突することがあります。

したがって、既存大企業ではなかなか普及していません。

普及するとすれば新興企業からでしょう。営業部門の既得権が少ない。

いずれ既得権益が衰退して普及していくと思いますが、MAの普及にはまだまだ時間がかかるでしょう。

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りんたろう

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