Categories: 年金

年金は繰上げか繰下げか

週刊誌によると、税理士や社会保険労務士といった年金の専門家は繰上げを選択するとのことです。そして年金事務所が繰下げを進めるのはミスリードだといいます。

政府の立場

政府としてはなるべく支払いを先送りしたい意向があるのは確かでしょうね。
今までも少子高齢化が予測できたにもかかわらず、解決を先送りしてきました。

決定権のある偉い人は、自分の任期中に面倒な課題には取組みたがりません。
あと数年待てば良いのです。

これは今の偉い人たちに欠陥があるということではなく、人間の思考方法のクセ(バイアス)がこのように作用してしますのです。

日本人には特に先送りのバイアスが強く、明治維新後、太平洋戦争敗戦後と強さを発揮するのは、外圧によるハードランディングで既得権益が一掃されたときです。

専門家の立場

在職老齢年金の制度では定年後に厚生年金加入して働き続ける場合、給料と年金の合計が28万円を超えた分、年金を2分の1カットされます。専門家は給与所得者ではなく個人事業のため厚生年金に加入していません。したがってカットがありません。

そこで、サラリーマンも給与所得ではなく請負で個人事業所得にしようという提案です。

ランキングクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

りんたろう

Recent Posts

貯金0の人を観察してみた

統計では貯蓄0の人がそれなりの…

7か月 ago

診断士の増加と過当競争

物流業界では1990年代の規制…

7か月 ago

NVIDIA半分利確で正解

NVIDIAが前日比マイナス1…

7か月 ago

大谷さん通訳のギャンブルと株式投資

大谷翔平さんの通訳がギャンブル…

8か月 ago

黒サギ診断士

かつての中小企業診断士仲間Aか…

8か月 ago

一万円札の偉人、福沢、渋沢と大隈について考える

新旧一万円札の肖像に採用された…

8か月 ago