ZOZO前澤氏が退任して、ZOZOは孫正義氏の傘下にはいった。ZOZOの株式は手放してしまったけれど、こういった事態は予測できるわけもないので仕方がない。
しかしM&Aによる合従連衡が常態化する時代になってきたことを、投資家として強く認識しなければならない。
ZOZOスーツに対しては、ユニクロの柳井氏がかなり意識していたらしい。孫正義氏と柳井氏はお互いの会社の社外取締役を勤めたりして近い関係だが、今後二人の関係はどのように変化していくのだろう。
孫氏の傘下ヤフーがアスクル代表解任の時も、アスクルの監査役はファーストリテーリング(ユニクロ)の監査役でもあった。
イーロン・マスクは同じような決済システムを作っていたピーター・ティールと組み、「PayPal」を成功させた。ペイパルマフィアといわれるこの集団からは多くの才能が育っていく。
しかし、イーロン・マスクとピーター・ティールはお互いを解任しあうような仲たがいをして離れていく。
知り合いの社長も、やけに意気投合したかと思えば、すぐ顔も見たくないとなるケースが多い。創業者というのは組織なんかにはいられない人が多いから当然のことともいえる。
孫氏と柳井氏の関係もどうなっていくのか。