格差が拡大する中、どんな人が資産家なのか。昔は納税者番付を発表していたのでとても正確だったが、今はそういうものはない。その手のもので公表されている一番正確なものは、上場会社の大株主だろう。公表されている有価証券報告書で調べてみた。まずは人材派遣業界編。
非正規社員の増加は格差拡大と相関関係があるとはいえる。竹中平蔵氏がパソナの役員でありながら、政府の要人として人材派遣の規制緩和を行ったと批判されたりもしている。小泉純一郎元総理の秘書飯島氏などは、そのような癒着を嫌い安倍政権から竹中氏を遠ざけたと話していた。
ホリエモンは、人材派遣業界はたんなるピンハネであると発言している。
さて、人材派遣会社の富豪たちの資産状況は?
社名 大株主 所有株時価総額 配当金計
パソナ 南部靖之 252億円 2億6千5百万円
パーソルHD 篠原欣子 519億円 6憶5千8百万円
エン・ジャパン 越智通勝 229億円 2億7千5百万円
アウトソーシング 土井春彦 189億円 3億3千0百万円
さて、皆さんはどう感じるだろうか?
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