昔会社の業務で訴訟を行ったとき、会社の顧問弁護士事務所の若手弁護士と頻繁に打ち合わせをした。
裁判が結審して打ち上げとなったのだが、部下の女性に頼まれ合コンぽく社内の女性陣にも参加してもらった。
当時は今のように弁護士が過剰ではなく、ステータスのある時代だった。そうそう出会いのある職業でもないので、女性としては期待もあるのだろうと思っていた。
ところが話す相手はもっぱら同席した女性弁護士だった。
その女性弁護士は、私の部下同様民間会社で事務職をしていた。そして司法試験に見事合格。弁護士となった。
すでに女性の興味は専業主婦から自立に移っていたのだろう。
その頃、裁判所は裁判官、事務官ふくめ女性の比率がとても高かった。ルールを司る本家なので、裏のルールがまかり通る民間とは違い働きやすい面があるのだろう。