結局安倍政権というのは、菅官房長官に支えられていた。安倍、麻生、河野、小泉といった歴代総理世襲の劣化コピーは何も機能していなかった。学歴エリートの官僚も機能せず。今はストリートスマートの時代。ジョブスもまともには勉強していない。
第一次安倍政権はお友達組閣で失敗した。仲良しクラブで遊べる塩崎某などを周囲に集めた。そして何もできずに政権を降りた。
実務はもちろん知らないし、自ら滑舌が悪いと認めていた安倍総理はパフォーマンスも上手くはない。メディア出身でパフォーマンスに長けた小池百合子は嫌いで避け続けた。そして、稲田氏のような何もできないような女性しか登用できなかった。
そんな安倍首相の成功は、実務家の菅官房長官を使い続けたことだ。
安倍首相の良かった点は、世襲経営者の成功例と同じだ。成功した世襲経営者としては、大塚商会、ユニ・チャームがある。失敗例は多い。大塚家具、LIXIL、いくらでもある。
成功した世襲経営の共通点は番頭を否定しないことだ。実務に明るい番頭を否定して新しいことをやろうとすると失敗する。今、政治家に実務家が少ない。世襲議員かパフォーマンスばかりのメディア出身者が大半だ。
その点菅官房長官は実務家だった。実務家だった菅官房長官と組んだ安倍総理は偉かった。本当は苦労人で暗い菅氏より、お坊ちゃまで明るい塩崎某とかと遊んでいたかったはずだ。
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