【騙される】有料商材は買うべきか?

以前このブログで、陰謀論で儲かった話を書きました。なので、りんたろうは有料商材を利用したことがあります。その有料商材だけではなく、いくつか有名な投資関係の有料商材を利用しました。

結論を述べると自分が利用した商材は詐欺的なものはなかったし、勉強になりました。しかしその情報で儲けたことはありませんでした。陰謀論を除いては(笑)。

投資の有料情報の場合、どうしても具体的な銘柄を紹介することになります。それこそイナゴ収集のためにやっている商材もあるわけです。良心的な商材の場合、銘柄を紹介するにあたっては納得できる理由も述べるのですが、需給がついてこなければどうにもなりません。その人の意見であって神=マーケットの意見ではありません。また今回の新型コロナのように外部環境が変わってしまえば無効になることも多いわけです。

紹介される銘柄が妥当なものであっても、まず難しいのは売るタイミングです。具体的なタイミング(価格、時期)を示していても、それに従うのがまず難しい。欲が出て持ち続けてしまう可能性が高い。

そのあたりの具体例は「電力王もやらかす」という記事で以前紹介しました。

タイミングも100%妥当である可能性はゼロです。したがって、ハズレを受容することと、銘柄、資金などの分散が必要になってくるわけです。

そうなると、勉強と経験で身に着けるしかない。だから情報商材を買っただけで儲かることはありえないわけです。あることはあるでしょうがマグレです。継続性はないので、結局市場に巻き上げられます。

りんたろうも中国株での成功というマグレを、リーマンショックで巻き上げられた次第です。

情報リテラシーを磨く

このように考えると、本やメディアというのも情報商材と同じだといえます。有償であるということ自体、商売であるということです。発行者の目的はメディアを販売するこであって、読者は二の次だったりします。ドラッカーのいうように、顧客ニーズの創造があるべきででしょうが、現実にはマネタイズありきになりがちです。

投資の有料情報は情報リテラシーを磨く良い教材なのかもしれません。

ランキングクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

りんたろう

Recent Posts

貯金0の人を観察してみた

統計では貯蓄0の人がそれなりの…

7か月 ago

診断士の増加と過当競争

物流業界では1990年代の規制…

7か月 ago

NVIDIA半分利確で正解

NVIDIAが前日比マイナス1…

7か月 ago

大谷さん通訳のギャンブルと株式投資

大谷翔平さんの通訳がギャンブル…

8か月 ago

黒サギ診断士

かつての中小企業診断士仲間Aか…

8か月 ago

一万円札の偉人、福沢、渋沢と大隈について考える

新旧一万円札の肖像に採用された…

8か月 ago