トレードにおいていくら勝率が高くても、コツコツドカンでやられてしまいます。りんたろうもリーマンショックで経験済です。なので、ドカンと稼いでコツコツ損切りが成果を上げるコツだと考えます。
とすると、必要なのは2倍株、3倍株、テンバガー(10倍株)でしっかり利幅を確保することが必要です。もちろん損切りも大切なのですが、下手をすると損切り貧乏になります。
損切りというより、やれやれ売りでテンバガーどころか50倍株を逃したことはこのブログでも紹介しました。
既に利益を上げており事業拡大が可能な小さな会社
byピーター・リンチ
そこでこの言葉です。ピーター・リンチは”テンバガー”という言葉を広めた米国のファンドマネージャーのレジェンドです。リンチの著者は10年以上前に何度も読み返していますが、最近この言葉が目に飛び込んできました。
実践のなかで永年テンバガーになった銘柄をどう探せばよいか考えながら銘柄を見ているので、あらためてこの言葉がクローズアップされてきたのだと思います。
「すでに利益を上げている」「事業拡大が可能」「小さな会社」。この中で最も探しやすいのが「小さな会社」です。時価総額を基準にすれば済みます。次が「すでに利益を上げている」株価に目を奪われないようにする必要があります。できれば連続増益。「事業拡大が可能」というのが難しい。バフェットは自分の知らない分野には投資しないと言っています。どうもこのことを言っていそうです。
ビジネスモデルのことなので、同じ業界で働く投資家には有利かもしれません。しかし、そう思ってバイオ関連でうまくいかなかったという医師投資家の方の声もあります。
ゲームプレーヤーや漫画ファンがゲーム業界、電子コミック関連で成功している例もあるようです。
街角ウォッチはピーター・リンチお薦めの手法です。「かつや」のアークランドサービスやペッパーフードサービスは最も分かりやすい事例です。繁盛店のオペレーションが確定すれば、全国に出店をすること=「事業拡大が可能」であることは比較的分かりやすいパターンです。
注意が必要なのはマーケットが飽和してくるとあきられて衰退するということです。
新型コロナ禍で外食でテンバガーは難しくなってきましたが、アウトドア関連、ホームセンター、食品スーパーなどには追い風になっています。スマホがインフラとして定着したのでネットサービス系は拡大が容易なのでぜひウォッチしたい分野です。
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