今里氏や架空売上を直言した部長氏は3代目に恩をアダで返された形だ。しかし、彼らの身の処し方を見て学ばせていただいた。
近くで見ていて3代目の勝手なふるまいは実に不愉快なものだった。いろいろな約束も反故にしている。就業規則で決まっている福利厚生にも差をつける始末だ。
しかし、今里氏や部長氏は復讐的なことは全く行わなかった。もし何かやれば、どろどろの権力闘争になっただろう。3代目の就任時のように委任状闘争を仕掛けることもできた。しかしそれをやれば、大塚家具のようになっていただろう。
しかしすでに3代目の会社は大塚家具同様衰退の道を歩き始めている。
かつて作家で実業家の邱永漢氏は、裏切られたときは諦めるけれど評判は流すと述べていた。その程度で次の人生を歩むのが賢者の知恵だろう。
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