大阪商人は学校でしか通用しない優等生を「がっこ頭」と揶揄すると聞いたことがある。
日本の教育はテストの出題者が想定した正解を暗記することが重視される。社会に出るといろいろと理不尽なことがあって、正解がないことが多い。りんたろうが3代目のやり方に憤りを感じるのは「がっこ頭」だからだ。
しかし、今里氏や架空売上を直言した部長氏は「がっこ頭」ではない、「ストリートスマート」だ。
日本で自殺が多いのも「がっこ頭」を作りすぎているからかもしれない。「がっこ(学校)」では努力すれば報われるという建前がある。庶民にとって3代目の勝手なふるまいは不愉快なもだが、3代目にとっては当たり前の話なのだ。
3代目は創業者から従業員の事を「使用人」と呼ぶのを聞いて育ってきた。そんな人間にとって、「がっこ」のしきたりなど馴染みがない。だから屈託なくあくまでも明るい。大塚家具もそうなのだろう。
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