Categories: ビジネス

がっこ頭

大阪商人は学校でしか通用しない優等生を「がっこ頭」と揶揄すると聞いたことがある。

日本の教育はテストの出題者が想定した正解を暗記することが重視される。社会に出るといろいろと理不尽なことがあって、正解がないことが多い。りんたろうが3代目のやり方に憤りを感じるのは「がっこ頭」だからだ。

しかし、今里氏や架空売上を直言した部長氏は「がっこ頭」ではない、「ストリートスマート」だ。

日本で自殺が多いのも「がっこ頭」を作りすぎているからかもしれない。「がっこ(学校)」では努力すれば報われるという建前がある。庶民にとって3代目の勝手なふるまいは不愉快なもだが、3代目にとっては当たり前の話なのだ。

3代目は創業者から従業員の事を「使用人」と呼ぶのを聞いて育ってきた。そんな人間にとって、「がっこ」のしきたりなど馴染みがない。だから屈託なくあくまでも明るい。大塚家具もそうなのだろう。

ランキングクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

りんたろう

Recent Posts

貯金0の人を観察してみた

統計では貯蓄0の人がそれなりの…

2週間 ago

診断士の増加と過当競争

物流業界では1990年代の規制…

2週間 ago

NVIDIA半分利確で正解

NVIDIAが前日比マイナス1…

3週間 ago

大谷さん通訳のギャンブルと株式投資

大谷翔平さんの通訳がギャンブル…

2か月 ago

黒サギ診断士

かつての中小企業診断士仲間Aか…

2か月 ago

一万円札の偉人、福沢、渋沢と大隈について考える

新旧一万円札の肖像に採用された…

2か月 ago