りんたろうはタワマンや別荘などの所有に興味がない。好奇心はあるほうだと思うけれど一度経験すれば充分だ。ぜいたく品は維持費がかかるばかりで、飽きてしまえば満足度が低くなる。エイベックス創業者の松浦勝人氏は豪邸に住んだが、部屋数が多すぎて携帯電話を置き忘れて探す時間が多くなり、マンションに引っ越したそうだ。
一流といわれるホテルに勤務した経験があるので、最高額の部屋の担当をしたことがある。なのでぜいたくな調度品と高層階の眺望は日常的に経験済で既に興味がない。もちろん海外にはもっとぜいたくなホテルがあるので、機会があれば泊まってもよいが、そんなにそそられない。
役員秘書をしていたときデパートの外商とも付き合っていたので、この方面にも興味がない。デパートの外商は頼めば大概のものを調達してくれる。
ちなみにホテルの最高級部屋は月に一組2~3泊程の稼働だった。泊まるのはもっぱらアラブの富豪。アメリカのビジネス、芸能、スポーツの超有名セレブでも一つ下のランクの部屋を利用していた。