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【儲かるのはガチャ万】産業革命と勤労革命

死語だけれど「ガチャ万」という言葉がある。産業遺産の富岡製糸場が典型例で、製糸機械が「がちゃん」と動けば万円儲かるということである。大衆向け商品を低単価で高シェア売ることが出来ることが大富豪への道である。石油を大量に売りさばいたロックフェラーを筆頭に、電気機器を大量販売したエジソンと松下幸之助。大衆車を大量販売したフォード、金採掘の労働者にジーンズを売ったリーバイス。

真ん中のOSを押さえて、上流のハードメーカ、下流のアプリメーカーを顧客にしたビル・ゲイツは凄まじい。上流下流という他人のフンドシで相撲をとって大儲けした。真ん中を抑えたゲイツに対して、データベースという別の真ん中で割り込んだオラクルも知恵者だ。

大量生産で儲けた例は日本にも多いが、どちらかというとキャッチアップの物まねだ。イノベーションではない。

人が多いとイノベーションが起きない

イギリスでは産業革命が起きたが、中国や日本では起きなかった。人口の多い東洋では人手があったので勤労革命が起きたが、人手の足りない西洋では機械にやらせる産業革命が起こった。これは東洋の稲作が西洋の小麦に比べて大量に生産できたので、人口が増えやすかったからという説がある。

人口減少後にイノベーションが起こる

とすると人口減少で悩んでいる日本では、これからの時代AIによるイノベーションが起こる可能性もある。人口の少ない北欧諸国では世界的な企業が産まれている。団塊の世代が少なくなるころには社会保障費の負担も低くなる。日本の将来はそんなに暗くはない。

tア

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りんたろう

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