先日サントリー新浪社長が45歳定年を提唱して炎上しました。サラリーマン経営者や世襲経営者は賛成するでしょうが、実はこれ労働者より経営者がきつくなるはずです。
だって我慢してバカ経営者の下で働くインセンティブがなくなるからだす。
いまは住宅ローンや子供の教育など諸々の中流生活を最低保証してくれるので我慢していますが、それが無くなるなら、バカの下で我慢する必然がないからです。
経営者は楽をしたくての発想でしょうがそうはなりません。安定という保証がなくなれば、我慢して必要がなくなります。
一方創業者と労働者には福音となるかもしれません。創業者が率いる企業は知名度もなく。人材が不足しています。一方知名度があるものの、旧くなり低迷してしまったサラリーマン経営者や世襲企業には人材が腐っています。そんな創業者にとって人材が流動化されるのは福音です。GFAMは創業して浅い企業です。あんな企業が増えてくれれば投資家としてもありがたいです。
一方労働者にとって、〆切効果といのがあります。夏休みの宿題です。かつてリクルートの創業者江副氏はリクルート躍進の秘密は〆切にありと語りました。毎週〆切のある求人誌で鍛えられたから人材が育成されたそうです。そして40代で実質定年という〆切効果もあります。
労働者にとっても〆切効果は福音となります。ベーシックインカムのようなセーフティネットと合わせて実施されれば、先進国でトップの会社嫌いや自殺率も改善されるでしょう。
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