「ゴルディ・ロックス」と言われていたコロナ前の好調相場では、すでに新高値銘柄に投資するグロース株投資が機能しなくなり、ほぼ現金化して指をくわえて我慢の日々だった。
そしてコロナショックでは、現金化した資金を思い切ってREITを中心とした高配当株に突っ込んだ。高配当株したのは、定年後の収入としてでもあるが、二番底を配当をもらって我慢するための備えとしての面が大きい。
したがって、サイクルをにらんでグロス株投資から高配当投資に切換えたわけではない。それがどうやら功を奏したようだ。グロースかバリューかという論争があるが、どちらもいつでも通用するわけではない。ウォーレン・バフェットはグロース株相場のときはいつでもオワコン扱いになるが、バリュー相場で名誉回復するというパターンを繰り返している。
両方できるに越したことはないが、バフェットでさえ得意な方に集中しているので、時期を選んで自分に合う方でやるのがいいのかもしれない。
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