若い人が仮想通貨で痛い目にあっているようですが、とても良い経験だと思います。
失敗を修正していけばよい。
今まで日本人はお上や権威におまかせで自分で判断してきませんでした。
今でも高齢者には銀行にお任せで投資信託を買い損失を被っている人がいるようです。
ベストセラー推理小説家 内田 康夫の『浅見光彦』シリーズでは、光彦の兄がエリート検察官ということが正義の味方として作品に魅力を与えていました。
バブル崩壊から様々な権威が地に落ちていきました。
次の世代のベストセラー推理小説家 大沢在昌の新宿鮫シリーズではキャリア官僚の腐敗と内部の抗争が作品の魅力となっていきます。
以前はキャリア官僚や検察官、裁判官などのエリートは雲の上の存在でした。
右肩上がり経済の崩壊で配分のパイが少なくなると、いろいろな粗探しがはじまります。
エリート官僚のスキャンダルが続出しました。
安定的な就職先であった銀行が合併やリストラで魅力を失います。
もう権威はないのです。
年金もあてにはならないので、自分で生きていくしかないことに若者は明確に自覚しています。
それでも高齢者は、今までの経験からの惰性で銀行のような権威にだまされて投資信託を買ってしまうのでしょう。
仮想通貨は国家の権威を否定したところから始まったものですから、そもそも保証なんていうものはない。それでもリスクをとって本業以外にファイナンスでも収益化していくことが必須になりました。
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