その昔、ギリシャ時代は生コミュニケーションがメインでした。
物語を語るのも演劇や演説で生舞台です。
ソクラテスも文字は残さず、弟子のプラトンが書物として残しました。
それから長い間、文字や書物は特別なものでした。
美術館で中世の本を見たことがありますが、字も挿絵も手書きで熟練の職人の労作です。
それが変わったのが、グーテンベルクの活版印刷です。
これにより聖書が広くいきわたり、カトリックが既得権益を隠していたことがわかり、宗教改革で世の中が変わります。
書籍出版や新聞はグーテンベルク以来、強力な伝達手段でした。
それでも実は、ソクラテスが対話を重視したように生の方が情報量は豊富でした。
それが脅かされたのがラジオと映画です。
これらを最大活用して世界中を撹乱したのがナチスドイツです。
その後テレビが生まれ、強烈な影響力を持ちます。
そしてインターネットの登場です。
まず、紙メディアが崩壊しました。
新聞は宅配制度があるので惰性が働きますが、書店は宅配するAmazonに崩壊させられました。
そして5Gはすでに登場している映像がVR等のよりリアリティがあるコミュニケーションを実現させます。
ソクラテスが重んじていた対話がメディアで実現します。
宗教改革のような、パラダイムシフトが起こるはずです。
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