2019-3-15のIPOはカオナビです。コーポレートサイトの事業内容を見ると、事業構想として「人材にかかわるすべての情報を場所・時間を選ばず共有する」とあります。人材プラットフォーム構想とあり「カオナビ」という人材データベースがあります。
クラウド人材管理ツール「カオナビ」の提供がメインのようです。顔認証がウリですね。
従来の人事管理システムのクラウド提供ビジネスですね。
投資対象としてはどうでしょうか。売上を継続して増加させていける仕組みがあるか、それにともない利益も増加できるか。
東証マザース上場です。
仮条件は1,780円~1,980円。公募価格は1,980円。初値は3,970円でした。
売上は徐々に上向いていますが、システム投資が先行して利益が出るにいたっていません。
ベンチャーキャピタルリスクがあります。ストックオプションリスクがあります。
主要株主のロックアップは90日または1.5倍、180日です。
売上は徐々に上向いていますが、システム投資が先行して利益が出るにいたっていません。
従来の人事管理パッケージ販売であれば、売り切りもしくはリース販売で一括回収できます。
しかしサブスクリプションビジネス(月額課金)ですので回収が遅くなります。その間システム改修もあるでしょうから、資金力が必要なビジネスです。リースの代わりに何でファイナンスするのか、それが株式上場でもあるのでしょう。先行して資金力が豊富なOBCもクラウド化を進めています。どう差別化を図るのか。
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