財を成すのは中長期投資

週刊ダイヤモンド2021年2月27日号が投資の特集号なので読んでみた。ダイヤモンド社の書籍の宣伝号的なところがあるが、書籍の銘柄を集中投資する人、分散する人それぞれのロジックがあり興味深かった。

遠藤洋氏、弐億貯男氏など小型株投資の中長期投資テンバガー狙いは個人投資家の王道だと思う。邱永漢氏も「結局財を成すのは、売りたくても売れずに長期間所有する創業者」としている。

なお、他の記事ではエプソンのビジネスモデルの記事が面白かった。本体を安く売りインクで儲けるプリンターのビジネスモデルいわゆる「ジレットモデル」からの脱却だ。本体に長期間持つインクを搭載して高価格で販売するという。

東南アジアで安いインクを販売する業者が多発したことがきっかけらしい。そして本体高価格モデルは、教科書的には別の事業部で販売するが、あえてジレットモデルと同じ事業部が販売する。

また、ライバルのキャノンは強力な知財部隊で訴訟をするのと逆の打ち手でもある。

どちらも地に足の着いた戦略で、成功するのではないだろうか。

ざざいぶたい

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りんたろう

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