「貯金できるひとは老後破綻しない」というのは貯えがあるからという意味だけではない。貯金というのは支出に先んじないとできないものだからだ。したがって手元のお金だけで生活できるように工夫する力がついてくる。いつもは千円のランチを食べていたとする。給料日前に金がなくなってきたとする。ここが分かれ道だ。コンビニの弁当に変えてみる。決して貯金はおろさない。サラ金などもってのほかだ。
いつもはコンビニの弁当だったら、スーパーの弁当に変えてみる。あるいは自分で弁当をつくる。筋トレをする人などは、鶏の胸肉とブロッコリーばかり食べている。栄養価が高いので体には良いが安い。
「闇金ウシジマくん」を見ていると面白い。あの作品の登場人物のような人は今は身近にはいない。しかしかつてはいた。パチンコなどのギャンブルにはまる人だ。しかし、パチンコや麻雀などのギャンブルにも達人がいて、投機で億り人になった人にはパチンコで生計を立てていた人もそれなりにいる。確率のゲームの勝ち方を心得ているからだ。
考えもせずに一攫千金だけを夢見ている人は、サラ金に払う金利の高さもよく考えていない。「闇金ウシジマくん」はそんな人たちの生態をリアルっぽく描いていて面白い。エンターテインメントなのでいろいろな味付けは加わっているのだろうが。
意外にも資産家はボロ屋に住んでいる。その代表はウォーレン・バフェットだ。いわゆるセレブは防犯上の理由もありボロ家には住めない。セレブというのは資産家という意味ではなく、有名人という意味だろう。バランスシートでいえば、現預金はすくなく借入金やのれんが大きいイメージだ。
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