2228シベール‗四季報大幅弱気からの民事再生

2228シベールが民事再生手続きを開始したとのニュースを目にしました。

債権回収の業務にかかわっていたこともあり、債権者集会にもかなり参加しましたので、この手のニュースはウォッチしてしまいます。

会社四季報を見てみました。

お菓子のラスクの通信販売がメインの仕事のようです。
過去5年間で黒字は1年のみ。欄外の四季報独自予想では大幅弱気になっています。

営業キャッシュフローが赤字です。過去に遡ってみると。

あれ?
去年まで黒字ですね。

とにかく売上高が右肩下がりです。ラスクで当たったものの、開発力が続かなかったのでしょうか。
山形銀行出身の社長のようなので、守りの経営で精いっぱいだったのかもしれません。

四季報の周辺のページは食品製造業が掲載されています。業績の良い会社、悪い会社が混在しています。
パラパラとページをめくっていくと、欄外の四季報独自予想では大幅弱気がありました。
2215第一屋製パンです。営業利益会社予想▲340百万に対し、四季報予想は▲450円です。人件費増額が響いているようです。

会社サイトのIR情報を見てみると。おっと、四季報販売と同時に業績下方修正です。
しかも、四季報予想より悪い営業利益▲630百万。
四季報にシベール同様の“継続前提に重要事象”との表記がありますからね~。

↓M&Aされた会社の雇われ社長の奮戦記。バリバリの大手広告会社営業マンだった社長が、バランスシートや破産制度に無知だったために、かえってこじらしてしまいます。
今M&Aが流行っていますが、成功話だけでなくこういった失敗談も貴重です!

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