先送りで下流老人
こんな記事を見かけたのでツイートしました。
60歳以降は働いても「下流」が「上流」に逆転できない残酷な現実 | マネーポストWEB https://t.co/gBZUCgQBl4
— さばいぶ@無年金‗複業・投資 (@whshlc3JQ6FaI0i) October 5, 2019
金融庁の2000万円レポートは妥当
寿命、インフレなど将来の不確定要素はあるものの、冷静に考えれば資産運用が必要なことは以前から分かっていたこと。それでも人間は(特に日本人)はロジカルに考えると怖いので見て見ぬふりをしがちだ。
金融庁の2000万円レポートも、証券業界の手数料がほしい思惑が見え隠れするものの、妥当な計算だ。妥当だからこそ見たくない現実なのだろう。
自分の数十年の投資経験から言うと、投資は必ずしも儲かるとは限らない。しかし、なにもしないでいると下流老人になるのは明確なので、座して何もしないという選択肢はないと思う。
デフレの間は下手に投資をするより、現金でもっていたほうが結果として成功だったという現実があるが、それは結果論だ。
一億総玉砕のち復活
太平洋戦争では既得権益に引きずられ、国民全体も同調してロジカルに考えると勝てない戦争に突き進んで玉砕した。
少子高齢化や年金財政の問題も長い間先送りされてきた。ソフトランディングができない国民性だ。しかし、一億総玉砕ののちは逞しく立ち直る。そんな結末になりそうだ。
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