映画「マイ・インターン」|定年後の再就職とベンチャー企業

70歳の主人公(ロバート・デ・ニーロ)が定年後の暇な生活に飽きて、シニア採用のWEB 通販会社に就職する物語。

上司は会社を創業し、数年で大きくした女性経営者(アン・ハサウェイ)。

女性下着通販のピーチ・ジョンを立ち上げてワコールに売却した野口美佳氏と似た設定。

自分より出来る奴はうとましい

主人公はよく気が回る。適切に年下女性上司の望むことを先回りする。しかし上司はそのこと自体がうとましくて彼を異動させる。

年功序列で高度経済成長を突っ走ってきた日本は、労働力の再配分がうまくいかず迷走してる感じだ。年功序列で役割を演じてきたシニアは再雇用などでも十分力を発揮しているとはいいがたい。受け入れる方も戸惑っている。

この映画を観るとアメリカでも人の気持ちは日本とそう変わらない。カジュアルな装いで髭を剃らずに仕事をする若手。シニアの主人公はネクタイ着用のスーツで仕事をする。

創業者の上司の夫は彼女の成功のためイクメンの専業主夫を選ぶが、妻の成功にに嫉妬しているようすだ。日本より早く舵をきってきたので、試行錯誤によりなんとか対応している。

定年シニアどんぴしゃりの映画

りんたろうは、ブログをやっていてWEBマーケティングに興味がある。定年間際でもある。投資をやっていてベンチャー企業や事業買収にも興味がある。まさにどんぴしゃりの映画。

というか、どんぴしゃりの人が多いから作られた映画。

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