「金を出そう」という人と、タダで頼もうとする人

世の中には人のしていることに「お金を出そう」という人がいる。「お金はだすからそれやって!」「売ってくれない?」といった感じだ。

例えば漫画家の赤塚不二夫は、飲み屋で行われていたタモリの芸を見て金を出す価値があると思ったのだろう、仕事を辞めさせて居候として生活の面倒をみてしまう。そして「タモリ」という仕事を成立させてしまった。もとはといえば、ただで見せていた芸だ。

そしてタモリという仕事は、100億超の売上をもたらしているだろうし、タモリが支援することにより、SMAPのバラエティなど派生する仕事も生み出している。

赤塚不二夫は唐十郎の「状況劇場」にも資金提供していたという。「状況劇場」は根津甚八や佐野史郎といった役者も生み出し、やはり派生した仕事を生み出している。

宮使えの発想

日本では雇われている人「宮仕え」が圧倒的に多い。公務員・民間企業サラリーマンだ。「宮仕え」の人は安く済ますこと、できればタダで済ますことを考える。

節約は一見正しいようで、縮小均衡、ゼロサムゲームに陥ってしまう。金を使うということは、一見無駄にみえても回りまわって何かの役に立っていることがもっと認識された方が良い。

「お金をだそう」という人は仕事を作り出し、世の中を豊かにする。人を安く使おうという発想は戒めたい。

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