デサントとLIXIL相続人が暴走

2019年2月3日

会社はだれのものか

デサントとLIXILで相続人の2世が暴走しているようです。

大阪の船場では、息子を跡取りにするのではなく有能な番頭と娘を縁組させて経営を引き継いだといわれます。

2世でも成功している人はいます。しかし能力がないのなら、プロ経営者に任せて配当生活人として生きるべきでしょう。

マズローの欲求段階説

多額の資産を相続した人間は、マズローの欲求段階説でいえば生理的欲求・安全の欲求・社会的欲求は生まれながらに満たしています。

その上の承認の欲求が微妙なところです。

周りは資産家としてちやほやしてくれる。一方、所詮運よく金持ちに生まれただけだろうという声もある。

それを見返すために、父親より有能であるために経営に乗り出したりする。
自分の分を知り、番頭格とうまく折り合いをつけた二代目はうまくいく。一方自分の子飼いを作ろうと周囲を自分のお気に入りで固めたりすると失敗する。

大塚家具と大塚商会を比較するとそんな感じがします。

人間の欲求というものは厄介なものです。

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