体育会のおもひで 体育会バッシングは慎重に
高校時代運動部に所属していました。その部はかつて全国でもトップレベルでした。
わたしは中学時代もそのスポーツをしていましたので、当然のように入部しました。
しかし私が入部した当時はかなりレベルが落ちていました。
部活動にはOBが指導に来るのですが、そのOBの質がよろしくありませんでした。
まあパワハラの連続で後輩を私物化していました。
後ろからボールをぶつけたり、パシリとしてジュースを買いに行かせたり。
そのOBたちは浪人生や大学生でしたが、年中高校に入り浸っていました。
今考えれば、浪人生や大学生が高校に入り浸るか?
彼らの指導は、すぐ因縁をつけて今では行われないウサギとびを命じるような、根拠のないいわゆる「しごき」でした。
一方年に二回ほど、全盛期時代に活躍し実業団で活躍するOBが指導に来ました。
彼らの指導は、暇人OBとはまるで異なるものでした。
練習自体は暇人OBとは比較にならないものでした。
練習自体はとにかく密度が濃く、暇人OBよりしんどい。
しかし、合理的に感じられる練習です。
休憩時間もじっくり休ませ、後輩をパシリに使うことなどありませんでした。
実業団OBが来るときは暇人OBは大人しいものでした。
その時は来ない暇人OBも多かったと思います。
今体育会系がたたかれていますが、このような違いを意識しないと、ゆとり教育のような失敗を招くでしょう。
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