体で覚えるまで繰り返すことが勝負事には必要

『仕事が麻雀で麻雀が仕事 (藤田晋 著) 』からの引用です。

“もっとゴルフが上手くなりたいと思った人が先生について習い始めると、たくさんのチェックポイントを教わります。そしていざ本番、ティーショットを打つ時にそれらを思い起こし、(アドレスの方向はOK、グリップは正しく握れてる、バックスイングは……)などと「長考」し始めると、だいたい結果はなぜか教わる前よりもボロボロになるものです。その理由は身体を止めているうちに肝心の「運動神経」までも止めてしまうからです。だからゴルフの教科書的な教えでは、「体を動かしながらアドレスに入り、そのまますっと打て」と言われています。動きながらボールを打つテニスのように、一連の動きを「流れ」で行かないと、頭で考えているうちに運動神経が止まってしまうのです。麻雀における「流れ」は、本来はこれに近いものがあるのではないでしょうか。麻雀も止まって考え始めると、それまで自分が持っていた大局観、全体観というものを見失いやすいです。いわば、木ばかり見えて森が見えなくなってしまうのですが、そのことが「勘を信じろ」という話と混ざってオカルト扱いされているような気がします。”

以前資格試験受験の際、過去問の録音を歩きながら聞いていました。

繰り返し聞き続けたある日、はっと気が付く瞬間がありました。開眼とはあのことだったのだと思います。それ以降、模擬試験は常に上位につけ、本試験も合格となりました。

林輝太郎さんは著書で、習い事を体で覚えたご婦人が相場も上手いと述べていました。

ミセスワタナベの脱税で有名になった池辺雪子さんもフラワーアレンジメントの先生でした。

繰り返しによる体得が相場にも必要だと感じます。



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