二代目と経理屋(コンサル)の最悪コンビ_大塚家具

アニマルスピリッツで創業した一代目は金の匂いを嗅ぎつける聴覚が、他の能力に比べて突出している。

金持ち本で善行を重ねましょうとか言っているが、それは功成り名遂げて余裕ができたから。最初は欲の塊だ。任天堂の山内さんが稲盛さんを皮肉ったのもそんなところだろう。

欲が突出して強いのでずけずけ物を言う。当然宮仕えは苦手で、衝突して勢いで独立したりする。大塚商会の創業者が良い事例

資本主義はそういった欲を活かして発展した。当然デメリットはあるけれど、独占禁止法とかブレーキも工夫してきた。

一方経理などの事務屋になった人は、そもそも内向的で行動力に欠ける。実体験による経験値が少なく、教科書的な知識のみ。これはコンサルタントも同様。
物を売ったことがないので、できることは経費削減くらい。経営指標をいろいろこねくり回すけれど、言ってることは経費削減。

肝心な売り上げについては、「それは私の仕事ではございません。」

超優良企業の信越化学の経理役員だった金児 昭氏の著書「七人の社長に叱られた!」で紹介されたエピソード。経理の金子氏が経費削減のためコピー枚数の削減を示達したところ、社長に呼ばれて叱られたそうだ。理由はそんなことを言うと社内が暗くなるから。
やるなら、報告書はA4用紙1枚にするなど工夫を引き出す言い方をしろとのことだ。

経理は簿記の知識の専門性で差別化して生き残ろうとするから視野が狭くなり、部分最適化してしまう。

大塚家具の親子は、アニマルスピリッツの父親と学歴で頭でっかちになってしまった娘(&取り巻きコンサル)の対立だ。

父親がアニマルスピリッツで築き上げたビジネスモデルが時代遅れになったことは事実。
そんなものは捨て去って自分で道を開けばよいのそれができない。

親の事業とは別に兄弟それぞれが成功したセコムの飯田兄弟の例もある。

しかし、時代遅れの組織という相続資産なしでは何もできなかったのだろう。
後継者ではなく相続人だった。

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