ベンチャーIPO投資は早めに見切れ。ワタミ渡邉美樹氏不出馬と川上量生カドカワ社長退任

2019年2月19日

ワタミ渡邉美樹氏の次期参議院議員不出馬と川上量生カドカワ社長退任のニュースが報じられました。創業世代の異なるベンチャーの旗手二人の退場です。新興企業の寿命はそう長くはないと感じさせられます。結論としては、投資は早めの見切りが重要だということです。

新興の飲食やIT関連企業への投資は2倍3倍の利益が可能

株式投資で大きく儲けるためには時価総額の少ない銘柄の成長に乗ることが不可欠です。日経225に採用されているような大型株は、せいぜい2~3割増が限度です。

そんななか、アベノミクスでは小型株の株価ががテンバガー(10倍)や2倍、3倍といった成長を遂げました。代表的なのは3053ペッパーフードサービス3085ALサービス(かつや)といった飲食チェーン店。3853アステリアや3778さくらインターネットといったIT関連です。

IT企業と飲食チェーンは勝ちバターンを見つければ、あとは量的に拡大していけばよいのでシンプルです。

飲食店は店舗を増やせば良いし、ITはアカウントを増やせばよい。
それにより、売上と営業利益が拡大し、バランスシートが健全に拡大していきます。
素人にも分かりやすいビジネスモデルです。

飲食やIT関連企業の旬は長くない

とはいえ飲食やIT関連企業の旬は長くないので注意が必要です。それぞれの業界の特徴を考えてみたいと思います。

飲食は店舗拡大に限度があり、飽きられる。

飲食店は流行れば一気に全国展開が可能です。しかし、ある程度店舗拡大が進むと限界がきます。そこまでいくと消費者が飽きてきて店に食べに行く回数も減ってきます。

ITは技術革新が速い

検索エンジンではヤフーがGoogleに、携帯ゲームではガラケーからスマホへ、どんどん新しい技術にとって代わられます。アメリカの巨大資本FANGは新技術が出てくると企業買収で防衛していきますが、日本の企業にはそこまでの資本力がありません。唯一ソフトバンクが頑張っています。

成功長寿企業でも危機が訪れる

ソフトバンクはITバブル崩壊で株価が激減しました。ファーストリテーリングは野菜を売ろうとして失敗し撤退しています。また、両企業とも後継者選びに失敗しています。
成功企業でも危機が訪れます。

まとめ


新興企業に投資することで莫大な利益を得ることができます。

しかしワタミ渡邉美樹氏の次期参議院議員不出馬と川上量生カドカワ社長退任のニュースでわかるように、必ず終わりがきます。

そして、かつてのソニー・ホンダに比べて寿命は短くなっています。

ここに注意して果敢に攻めていきたいですね。

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