不要不急の無駄をやめると経済が停滞することがよくわかった

GOTOキャンペーンに賛否両論あるが、飲食店を支援しているので推進派の気持ちはよくわかる。一方で介護や育児を担当する立場からすれば、感染拡大に危機感を感じるのも理解できる。

支援している飲食店のひとつは給付金で食いつないでいたが、とうとう廃業することになった。まだ継続している飲食店も、今のままでは存続不可能だ。ソーシャルディスタンスによる客数の減少と、感染防止のための工数増加。

売上が減って経費が増加するのだから利益がでない。赤字が続けばキャッシュが枯渇して仕入れもままならなくなる。

そんな中で感じたのは、先進国では不要不急の無駄で経済が回っていたという事実だ。

電通「戦略十訓」

エジソンは発明家だったが、事業家としてもシビアなやり手だった。純粋な技術者ではない。朝食が身体によいという説は、電気トースターを販売するためのステマだったようだ。

日本経済躍進を広告宣伝で支えたのが電通だ。電通には「戦略十訓」というものがある。

  • もっと使わせろ
  • 捨てさせろ
  • 無駄使いさせろ
  • 季節を忘れさせろ
  • 贈り物をさせろ
  • 組み合わせで買わせろ
  • きっかけを投じろ
  • 流行遅れにさせろ
  • 気安く買わせろ
  • 混乱をつくり出せ

悪徳商人そのものだ。メディアを使って消費を煽りまくる。洗脳ともいわれる。しかし、このような悪徳を否定するとどうなるだろうか。

共産主義がどうなったか

共産主義はこのような悪辣な資本主義にならないため、労働者が経済を主導するはずだった。労働者は比較的平等になったが、労働者を代表する共産党幹部が、その他の労働者を支配するようになった。支配される労働者が機会で平等ではなく、結果で平等なのでモチベーションが失われていった。しかも支配者は超悪辣な独裁者だ。

そして超悪辣な共産主義は、悪辣な資本主義にやぶれて崩壊した。う〇〇味のカレーとカレー味のう〇〇の争いは、カレーの勝利に終わった。

カレー味という綺麗ごとで装っていたが、所詮は食べ物ではなかったのだ。

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