【種銭】貯められる人貯められない人

証券口座を持っている人で利益を出しているのは1割ほどだという。ただ投資のための種銭さえ作れない人もいる。バブル前は車を所有していないと女性と交際できないという風潮があり、多くの人が影響されたと思う。そんな状況でも種銭を貯められた人と貯められない人はいた。

今の若い人は給与も厳しいので、種銭を貯めるのも大変だろう。しかし確実に言えるのは、そのような同じ条件でも種銭も貯められて投資で成功して億り人になる人が一定数いるということだ。映画「マルサの女」のなかで国税に狙われる経営者が、「コップの中の酒を飲んではいけない、あふれ出た分だけ飲むんだ」と語るシーンがある。

これをイジマシイと考える価値観があっても全然良い。しかし、それでは種銭を貯められないという現実も認識しておく必要がある。

二宮尊徳の担いでいた薪は、他人の山から拾ってきたもので彼はそれを売って種銭にした。小学校では家の手伝いと教わったが、現実は別のところにある。

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