50代で学歴を気にする人

2020年10月5日

初対面の50代の人にいきなり学歴を聞かれたことがある。会話の流れで出身大学の話になることはあるが、いきなり尋ねることはまずない。

その人の出身大学は、良い大学だったが東大京大、早慶ではなかった。そして後に知ったのだが、その人は全国トップレベルの高校の卒業生だった。その高校の名前を聞けば、大学は東大京大、医大だろうと思い浮かべるような高校である。

高校の同級生に対してかなりのコンプレックスを持っていることが推測できる。長い間生きていれば色々な経験があるはずで、学生時代のそれも受験勉強のことなどどうでもよい。

当ブログで以前紹介したマウンティグが激しい人も二番手的な偏差値の大学だった。

具体的な大学名は差し控えるが、このランクの大学で世間で活躍している著名人が少ないという事実がある。地頭は悪くないのに、妙なこだわりが足かせになっているような気がして残念なことだ。

ドラッカーやクランボルツによると、成功や幸福のためには柔軟でこだわらない考え方が大切だ。

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