ロックとソウルの街_デトロイト
BSフジの「伊藤政則のロックTV」で、レジェンドロックミュージシャンのアリス・クーパーのインタビューが放映された。インタビューの内容はデトロイトがハード・ロックとモータウンミュージックを産んだ背景についてだった。
ハードロックの代表は、アリス・クーパー、グランド・ファンク・レイルロード。モータウンミュージックはマイケル・ジャクソン、スティービー・ワンダー、シュープリームス、テンプテーションズ。錚々たるビッグネームだ。
デトロイトは自動車の工場労働者の街で、治安は良くない。アリス・クーパーによれば、自動車工場の騒音に負けない音楽が求められるという。
日本の都市でいえば、川崎や尼崎だろうか。
五大湖に接するミシガン州のデトロイトやイリノイ州のシカゴは、湖と川の水路があるため重工業が発達した。シカゴは鉄道の起点となり、デトロイトはフォードから始まる車の街モータータウンだ。工場の集まる場所には人が集まりそして音楽が産まれる。
重労働をするためには歌が必要なのだろう。日本でも木場の材木移動のための木遣り歌、ニシン漁師のソーラン節がある。
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