マツコデラックス‗ドラッグクイーンという生き方

マツコデラックスがメディアに出てきた時はその異形に驚きました。

ただ驚いたのは、本人に対してではなくテレビメディアに出てきた事実に対してです。

ドラッグクイーンという存在は、アメリカのカルトラメディアでみかけていました。「ピンフラミンゴ」という映画がたまに雑誌に紹介されていました。

肢体不自由な方も同様で、乙武さんが「五体不満足」ででてきたときは、彼の明るさには驚きましたが前例がありました。

スケボーに乗った足のない少年が活躍する「ケニー」という映画です。
この時は衝撃でした。

実は既に同じ肢体不自由な方を描いた映画がもっと前にありました。

シュールレアリスムの巨匠映画監督ルイス・ブニュエルの「忘れられた人々」です。

ルイス・ブニュエルはあのシュールレアリスムの巨匠サルバトーレ・ダリと「アンダルシアの犬」という
映画を競作します。
この映画は女性の眼球をカミソリで切るという衝撃の映像で始まります。

ブニュエルは芸術という世界でその後の世の中のあり方を提示したのだと思います。

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