家庭・職場以外のサードプレイスが必要

「定年後不安」(大杉潤著)ではサードプレイスについて触れられています。「サードプレイス~コミュニティの核になる」(レイ・オルデンバーグ著)が定義しているそうです。イギリスのパブやフランスのカフェがそういった機能をもっていて、スターバックスもこの著書から経営のコンセプトを着想したそうです。

私も以前飲食店経営を勉強していて、ファストフードに対するスローフードというコンセプトを知り、イタリアのバルに興味を持ったことがあります。

最近若い人も、大衆居酒屋やスナックに行くようです。こういった場所はバブル期までは中高年男性のサードプレイスでした。
大衆酒場はブルーカラー系でホワイトカラーは小料理屋、スナックはブルーカラー系スナックとホワイトカラー系スナックがありました。クラブやラウンジと呼ばれるジャンルもありますが、こちらはサードプレイスというよりも女性目当てといったところでした。バブル期はキャバクラが台頭しました。

わたしは昔は独りで飲み屋に行く等ということは考えられませんでした。会社の同僚や、昔の同級生と飲みに行くのがほぼ全てでした。いつのころからか、一人で飲み歩くようになりました。そしていくつかの行きつけの店を見つけ、その店で知り合った仲間もできました。むかしは自分から飛び込みで店に入り常連さんと人間関係をつくることなど考えられませんでしたが、今では普通にできます。昔の人は鬱屈をかかえていたのか、酒癖の悪い人が多かったのですが、今はそうではないからなのかもしれません。

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