金はあればあるほど良いか|和歌山ドンファン事件
空前のカネ余りだ。企業経営者は内部留保を貯めまくり、自社株買いで株価を吊り上げさっさとストックオプションを行使して逃げ切ろうとしている。
しかし、そんなに上手くいくのか?
日産のようにカルロス・ゴーンやルノーの貯金箱になったり、M&Aの餌食になるのがおちだ。
従業員への還元や設備投資で経済を回していけない国になっている。
数少ない例外であるソフトバンクの孫さんがこけると、さらに委縮しそうだ。
和歌山ドンファン事件というのがあった
和歌山ドンファン事件というのがあった。
50歳年下の愛人に6千万円の金品を盗まれて有名になり、最後は(たぶん)殺されてしまった。
農村に衛生用品を売るセールスで成功して、金貸しの金主となり財を成したようだ。
セールスで鍛えた人当たりの良さでマスコミに対応したのが災いとなって有名になってしまったようだ。結局金を持っていることが知れ渡り、災難を招いてしまった。
同じ穴のムジナ
匿名で「お金をいくらほしい?」と問われたら「あればあるほど」と答える人は多いはずだ。しかし、当面必要より多い金が手に入ると扱いが雑になる。それくらい良いだろうとついつい無駄遣いをしてしまう。
また、和歌山ドンファン事件のように金目当てに群がってくる輩が出てくる。
普通の人は、内部留保をため込む企業経営者と同じ穴のムジナだ。企業経営者になれば、自分も含めて同じことをする可能性がある。水道哲学を唱えて経済活性化を実現した松下幸之助の偉大さは、そうならなかったことにある。
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