AKBとyazawa
紅白歌合戦を見ながら、それぞれの歌手は誰が聞くことを前提にしているのかを考えてみた。乃木坂46を見ていてこのグループに全く興味がわかない。けれどもAKBのシリーズで秋元康氏は大成功している。大きなマーケットを掘り起こしたわけだ。
POPミュージックの今昔
三人娘から始まって、天地真理くらいからアイドルがあふれ出てきた。主に小学生が聞くジャンルだった。中高生はロックやフォーク。大学生はジャズ。クラシックを聴くのはずれた奴だった。
そんなPOPミュージックが年齢別からクラス別に変わってきたのが、矢沢永吉と秋元康のおにゃんこクラブ~AKBだったように思う。
矢沢永吉が始まり
矢沢永吉のキャロルがデビューした1972年は、暴走族が台頭してきた時期と重なる。ロックのジャンルとしては初期のロックンロールで、矢沢永吉は初期のビートルズを意識している。
1972年はビートルズはすでに解散している。ビートルズの後期はフラワームーブメントの影響で「サージェントペッパーズ」などのサイケディックサウンドをやっていて、初期ロックンロールなどやっていない。
フラワームーブメントの影響を受けたサイケデリック、反戦などは大学生をはじめとするインテリが対象だ。
キャロルは後にヤンキーと呼ばれる層を、初期ロックンロールというコンテンツで射止めたのだろう。
アイドルの中のヤンキー
一方アイドルの方もおにゃんこクラブというのが出てきた。この中には工藤静香というなにやらヤンキーがいる。男性アイドルのジャニーズにもキムタクをはじめヤンキーっぽいのがいる。
いまはごっちゃに存在しているが、おたくに支持されるアイドルとヤンキーに支持されるアイドルに分離するのではないだろうか。
すでにEXILEの妹分でE-girlsというグループもあるらしい。
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