年金の定率引き出し
アメリカでは、401Kなどに対して70.5歳を過ぎると強制的に引き出すルールがあるそうだ。(日経ヴェリタス8月18日号)基準となる余命で算出した率で引き出し最低額を計算する。引き出し最低額を下回ると差額に50%課税されるとのことだ。
ローンの扱いもアメリカは違う
アメリカの住宅ローンは日本と異なりノンリコースローンだ。支払いが出来ずに競売になったとき、住宅を差し出せばローンはチャラになる。日本は競売額がローン残高に足りなければ、ローンは残る。
アメリカでは投資が盛んだというが、実は住宅による資産形成が大きいらしい。住宅を購入したらペンキ塗りなどメンテナンスを自分で行い、売却するときに価値をたかめる。中古住宅市場が確立しているので売却もスムーズだ。そしてローンが払えなければ売却して終了。こんな有利な制度があれば安心だ。
ただ健康保険は日本の方が優れている。アメリカは病院で高額な費用がかかる。
クールジャパンの自画自賛もいいけれど
アニメや伝統工芸などクールジャパンとして注目されている優れたものが日本にある。けれどもこれらの産業は、従事する人たちの経済的犠牲の上に成り立っている部分がある。
彼らは仕事が出来るだけで生きがいを感じており、お金は二の次なのかもしれない。しかし、労働者に十分報いることで経済を潤わしていくことが必要なのでろう。
残念ながら、ブランディング、マーケティングなど付加価値を高める技術が日本には足りていない。欧米には及ばないようだ。
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