毎月定年退職者の送別会です
最近定年退職の先輩の送別会を毎月のようにやっている。距離感は様々なので、無年金期間の生計について聞ける人ばかりではない。今回は近しい先輩だったので、率直に聞いてみたが、まだ決めていないという。この人はご両親も亡くなり、家を相続したので、まあ余裕がありそうだ。
60歳で年金が満額支給される世代はともかく、されない世代は貯えの取り崩しが多かれ少なかれ生じる。余裕のあった世代は徐々に減り、余裕のない世代が増えてくる。消費が増えない。消費税、介護保険も年金受給世代も徐々に負担増となっている。益々消費が増えない。
やはり、求人の年齢差別を徹底的に排除し、高齢者の就労を促進しないと経済も回っていかない。マクロの論理的にはそうなのだが、高齢者は使いにくいという感情的な判断が入りミクロである個々の求人にはなかなか反映しない。
こういう合成の誤謬のようなことが生じるると、コトはこじれてなかなか解決しない。
ちょっと視点を変えなければいけないのかもしれない。
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