60歳の貯蓄4人に1人が100万円未満-早めに投資を始めるべき
60歳の貯蓄額は4人に一人が100万円未満だそうです。結論としては、やはり投資を早めに始めるべきということをお伝えしたいと思います。(PGF生命によるインターネット調査を参照)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000034778.html
貯蓄100万円未満と1憶円以上が増えている。
この調査は2018年と2019年を比較しています。貯蓄100万円未満は20.6%から24.7%に増えています。一方1億円以上は6.4%から8.1%に増えています。
格差が広がっているわけですが、その間の貯蓄額クラスの1年間の推移を見ると中間層が減り上下に分離している様子が見て取れます。
3000万円クラスの貯蓄層は上位にシフト
さらに詳細に見ると、3000万円~1億円の層が減る一方1000万円~3000万円未満の層は変化なしです。つまり3000万円から1億円の層は1憶円以上に移行したという仮説がたてられます。
ただし別の仮説も可能で、1憶円未満クラスでは増やせないが1憶円以上あるクラスだと増やすことができたのかもしれません。
この調査は貯蓄の定義が不明です。有価証券の扱いはどうなっているのか、不動産の所有状況はどうなのかも不明です。「金融庁の年金以外に2000万円必要」の調査問題に便乗した金融機関の宣伝なのかもしれません。
金融庁の調査を受け止めて早めに投資経験を積もう
政治や行政に対する意見はいろいろあると思いますが、金融庁の調査報告は金融機関のアンケート調査よりは精度が高いはずです。
ピケティも働いて収入を得るよりも投資の方が有利であることを証明しました。であれば、個人で出来ることは投資をすることです。
しかし、投資の世界は厳しい世界です。プロたちがいろいろなワナを仕掛けて待っています。早めにに損をしても立ち直れる金額から初めて、経験を積み重ねる必要があります。
自分もリーマンショックで利益を吹き飛ばしました。そんな経験が待ち受けているとは思いますが、たくましく歩んでいきましょう。
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