二世三世の取巻きの生態①

宮台真司氏が動画の中で面白いことを語っていたのでご紹介したい。(以下動画の30分以降)

劣化した取巻きの話

この動画では安倍政権のことを語っているが、コンサルに入った実例や大塚家具などの二世三世経営者でも同じことがいえる。

つまり、会社の中でも能力的に低い人間を取り巻きとして拾い上げると、取り上げてくれたトップの対する忖度に必死になり、FACT(事実)を捻じ曲げにかかるということだ。

「桜を見る会」の前夜祭では、個々人がホテルに直接支払いをしており、安部事務所は領収書を預かって渡しただけだという。しかし、その領収書が一枚も出てこない。マスコミが必死に探しても出てこない。

領収書の存在は安倍総理に有利になるにもかかわらずである。領収書をもらった人たちは安倍総理の前夜祭に参加したのだから、普通は味方なのに誰も名乗り出ない。

また、公文書である出席者名簿をシュレッダーした件でも、頓珍漢な言い訳をしている。

りんたろうは安倍政権は民主党政権より良かったと思う。安倍総理本人も一度挫折をしたあと継続的に努力を重ね、チャンスをしっかりつかんで復活したことに敬意をもっている。

しかし、残念ながら方向性を変えるためには既存勢力と距離感のある官僚を取り巻きにせざるを得ない点があり、能力的に難のある彼らの振る舞いは徐々に劣化しているようだ。

二世三世は先代否定で穴に落ちる

そもそも先代やその取巻きは事実として事業を勝ち抜いてきたという実績がある。その経営資源を否定して、自分の有能さを示したいという二世三世の気持ちは分からないでもない。

しかし、先代だって外部環境と内部経営資源(とくに人材)がうまくマッチングしたという幸運があったのだ。二世三世がマッチングが証明されていない経営資源をもちだしたら、ゼロからのスタートだ。

成功している二世三世、例えば大塚商会やユニ・チャームは先代を否定していない。そこが分かれ目だ。

続く

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