小池百合子の生き方に感服して都民の愚劣さに同情した

都知事選挙で小池さんが圧勝。選挙民がいかにモノを考えていないかが証明された。この非常時の現職都知事の対応の何が評価できるというのだろうか。現在の都道府県知事はタレントばかりだ。知名度だけで決まる。

また今回の都知事選ではふざけた候補が多かった。目立ちさえすればSNSのフォロワーが増え、300万円の供託金が回収出来ると踏んでいるに違いない。

300万円など振込詐欺や過払い金詐欺で儲けたやつらにははした金だ。彼らにしてみれば一晩でバカ騒ぎして使う額だ。選挙もちょっとした余興かもしれないし、マーケティングテストかもしれない。

一方、小池都知事のしたたかさには感服した。泡沫候補がスライムならラスボスだ。今この厳しい状況で苦境にある人はこの強さに学ぶべきだ。学んだので投票したのか?加害者にこそ感謝すべきからか?

成果主義が機能しないはずだ

新型コロナ対応での対応だけでなく、前回の知事就任時の公約も全く果たせていない。成果が全く上がっていないのに当選できるのは、選挙民はそんなもの全く見ていないのだ。

成果主義という制度がある。あれも同じだ。評価基準だのKPIだの自体が客観的ではない。評価する側の匙加減で変わる。都知事の公約と一緒だ。気分次第。この世界には公平で公正な評価などは存在しない。

採用試験も同様。評価する側はテキトーに気分で決めている。だから不採用で落ち込むことはない。自分の人間性が否定されたわけではない。採用側は人間性などみじんもも考えていない。自分の都合と気分が全てだ。

そのことを熟知していいてフリをするのがうまいのがリクルートや小池百合子だ。

竹村健一とマクルーハンの影響

小池都知事はテレビ番組で竹村健一のアシスタントをしていた。竹村健一はマクルーハンを日本に紹介した一人だ。マクルーハンはカナダの学者で、「メディアはメッセージだ」というフレーズで知られている。メディアの選択自体にメッセージがあるというメディア論だ。

マクルーハンの思想は学問としてはメインストリートにはいない。ドラッカーに似ている。

しかし、その思想に影響を受けた竹村健一や小池百合子はメディアを利用して長く生き残った。

素晴らしい。

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