はたらかないおじさん問題
バブル入社社員が50代になったせいだろう、「はたらかないおじさん」が注目されている。この世代は就職内定すると他社に行かないように、ディズニーランド近辺のホテルに宿泊接待されたりと、あの時代の数年間だけに特異な優遇をされている。それに対するやっかみも含まれてはいる。
Fラン大学出身都市銀行員殺人事件
バブル期はFラン大学でも都市銀行に就職できた。そんな世代が引き起こした事件がある。この事件は、銀行員が顧客の老夫婦の預金を不正に流用し、その発覚を恐れて顧客を殺害したものだ。
それまでは銀行とくに都市銀行は入社の条件は厳しく、学歴だけではなく家族関係も興信所で厳しく調べられていた。そんな箍(たが)がバブルではずれたといわれたものだ。
楽は続かない
そんな言われようのバブル世代だが、実は団塊の世代以前の中高年よりは働いている。昔の経営者・管理職を含め中高年はとにかく働かなかったし、やっていることのレベルも低かった。とにかく資料から雑務まで何でも部下にやらせて、自分は君臨しているだけだ。
子会社や部門をどんどん作って、ポストを用意できる時代だったからだ。
それに比べればバブル世代は、PCは自分で全て操作するし、ポストはなく部下もいない。
入社時はあんなにちやほやされたのに。楽は続かない。
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